人事制度の紹介 ~家族介護と仕事の両立~

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アクタガワの人事制度

アクタガワではダイバシティ経営を推進しています。外国人、子育てしながら働くお母さん、シニア、障がい者等々、様々な社員が働いています。ダイバシティ推進にあたり重要なのは、入社した後に働きやすい環境で安心して働いて定着してもらうことだと考えています。そのために様々な人事制度を作っています。そんなアクタガワの人事制度を紹介させていただきます。

 

仕事と介護の両立

 

「介護離職」という言葉をご存じでしょうか?

介護と仕事の両立が困難となって、家族の介護のために会社を辞めることを言います。

例えば、親の介護が必要になった40~50代の社員がやむを得ずに退職する等が挙げられます。

 

介護離職は企業側と働く側の双方にデメリットがあります。

企業側としては勤務年数の長いベテラン社員や管理職を担っている社員が離職することにより大きな損失を被り、働く側としては収入が途絶えてしまい生活が

困窮してしまうこともあります。

 

これは社会的な問題として捉えられ、国としても育児・介護休業法の改正等、様々な施策を講じて介護離職の防止に取り組んできました。

また、これからは国の施策に頼るだけでなく、企業としても制度や福利厚生を整備して介護離職の防止に努めることが必要になります。

 

 

FC(Family Care)社員制度

 

アクタガワでは早くから介護離職を防ぎたいという思いを持っていました。

そこで作ったのがFC社員制度です。

この制度は家族の介護が理由で仕事に支障が出てしまう場合、その事情が落ち着くまでは短時間で働ける制度です。

 

今まで仕事に費やしていた時間を家族の介護に費やすことで、仕事と介護の両立が図れるようになります。また、仕事を継続するため安定した収入を得ることができ、

家計的にも安心して生活することができます。そして、介護が落ち着けば今までのようにバリバリ働くことができます。

 

本来であれば退職しなければならない状況でも、働き方を変えて引き続き働いていただけるのは会社にとっても非常に有難いことです。

 

アクタガワは「働く人が会社に合わせる」のではなく、「会社が働く人に合わせる」という考えを持ち、一人でも多くの職員に働きやすさを感じていただきたいと

思っています。そのためにこれからも様々な制度を作っていきます。