仕事と子育ての両立、女性自身のキャリアを創り続けるために

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キャリアウーマン

子育ては非常に大変なことであり、日々時間に追いかけられている方も多々います。また、世帯の稼ぎがあまり良くない場合は、子育てをしながら働こうと考えるのも自然ですし、もう少し貯金が欲しいと思う場合も働きたいと思います。ここでは子育てをしながら働く女性のために、子育てと仕事の両立が実現するためのポイントや気持ちの持ち方についてご紹介していきます。

 

女性のキャリアについて

女性のキャリア形成は男性に比べると非常に難しい点があります。最近では子育てを手伝う男性も増加してきていますが、やはり子育ては女性を中心に行われます。子育てがあるので、女性のキャリアは一旦ストップしてしまいます。その為、子育てと仕事の両立は女性のキャリアアップには非常に大切なことです。仕事を優先しても子育てが上手くいきませんし、子育てを取ったとしても仕事は上手くいかないでしょう。

 

2人目の出産と仕事

既に1人目がいる場合、2人目の出産はどのように考えておけば良いのでしょうか?特に時期について悩んでいる方は多いかと思います。年が近いように産んで後々楽に生活をしていくのか、ある程度年数を空けて負担を減らしていくのか迷われるかもしれません。しかし、心配はいりません。2人目が欲しいと思ったときが、やはり子作りのタイミングであると言えます。夫婦のタイミングをしっかりと見ながら2人目を考えるようにしましょう。

仕事と子育ての両立に関しての支援

仕事と子育てをするためには支援が必要となります。誰からも支援を受ける状態でない場合は、支援者を見つけるようにしましょう。1人目の時に支援者が見つかっていれば、そのまま支援をお願いすることが出来ます。頼める人がいるという事が非常に重要になってきます。見つかっていないのであれば、お金を支払って見てもらうベビーシッターなどがあります。こういったところを利用して子育ての手伝いをしてもらうことも大切ですが、それだけ費用が掛かりますので、出来れば友人や親などに頼ることの方が良いと言えます。

 

キャリアを続けるための10のコツ

キャリアを続けていく為にはどうしたらいいのでしょうか?ここでは、日頃の生活で注意できる点や、心の持ちようなどについてご紹介していきます。これがある程度自分の中で続けることが出来ればキャリアを続けていくことが出来ますし、仕事も子育ても上手くこなしていけるでしょう。

 

メリハリをつける

仕事と子育てのメリハリをつけるということは非常に大切なことです。境目を自分自身で決めておくことが必要です。例えば、仕事をしていると自宅の事が気になったり、子供について思い詰めることがあります。しかし、仕事に来ているのであれば仕事のことを考えるのが当然です。また自宅に仕事のことを持ち込むのも良くないでしょう。子供が寝静まったら仕事をするのでは疲れも取れませんしメリハリが付いていないと言えます。実際メリハリをつけることが難しくても、メリハリを意識として持つことが大切です。

 

とにかくやってみる

働いたら子育てが出来なくなるかもしれないと仕事をすることをあきらめる方もいます。この場合は、是非仕事をやってみることをお勧めします。なぜなら仕事はいつでもやめることが出来るからです。子育てはそういう訳にはいきませんが、仕事はいつから始めてもいつでもやめることが出来ます。とにかくやってみて、無理なら諦めるという気持ちを持つようにしていれば、働きだすことに対して抵抗感はあまり持たないでしょう。

 

覚悟を持つ

やってみようと思うと、最初に覚悟を持ちましょう。「子育てと仕事を両立させてやる」という覚悟が必要になります。覚悟を持っておけば、例え大変なことがあったとしても乗り越えることが出来ます。また、覚悟を持って困難を乗り越えることが出来れば、次は自信に繋がります。それほど覚悟というものは大切なのです。もしどんな覚悟を持てばいいのか分からない場合は、夫に聞いてみましょう。社会人として父として夫として働く覚悟を教えてくれるはずです。

また、自分の母にも聞いてみましょう。母としての覚悟を教えてくれます。

 

出来る条件を探す

働く上で勤務条件、自分でも働けるという条件を考えることは悪くありません。ポイントは動務時間と勤務場所です。勤務時間は子供を育てながらでも働ける時間なのかを確認するためには必要なものです。勤務場所は勤務時間と同じぐらい大切なものです。勤務場所は出来るだけ自宅から近い方が良いでしょう。勤務場所が遠いと通勤時間が長くなりますので、子育てにかけられる時間が短くなってしまいます。出来れば、自宅から近い所。10分ぐらいで行ける場所が理想的です。また、〇〇をしてくれたら仕事と子育てを両立できると夫にお願いをすることも良いでしょう。例えば、月に1回は自分の時間を持てる、おいしいものを食べに行けるなどです。ご褒美的なものがあると人は頑張れます。

 

伝える

自分の覚悟やできる条件はできる限り人に伝えておくと良いです。有言実行が人を強くします。反対に誰にも伝えないとなると、自分にプレッシャーをかけられなくなります。例えば、自分は必ず貯金を500万貯めると宣言をしておくと、それに向けて頑張れるようになります。夫などにそれを伝えておくともし自分がつらくなった時でも「夫に言ったしもう少し頑張ってみよう」と思えるでしょう。やはり自分の気持ちを相手に伝えることは非常に大切なのです。

 

なんとかなると信じる

やる前から悩みすぎることは本当に良くありません。様々なことを想像してブレーキをかけてしまうからです。行動に移したうえで悩むのであれば問題ありませんが、悩み癖のある方はなかなか行動にすら移すことができません。覚悟をしてできるための条件を考えることが出来れば、あとはやってみるだけです。やらないことには何も始まりません。何があってもなんとかなるという気持ちを信じて行動に移してみましょう。どうしても悩みが拭えないのなら、だれかに悩みを話してみましょう。少しはすっきりするはずです。

 

うまく忘れる、切り替える

仕事と子育ての両立は非常に難しいですので、うまく忘れたり、気持ちを切り替えることも大切です。例えば、仕事で大きな失敗をしてそれを家に帰っても引きずってしまいますと、子供はいつもと違う雰囲気で落ち着かなくなるかもしれません。そうなってしまうと自宅でも子育てがうまくいかずに悪循環になってしまうのです。負の連鎖が起きないように、失敗したことは次から気を付けるとして、気持ちを切り替えていくことが必要になるのです。

 

感謝する

感謝することは仕事と子育てを両立するうえで非常に大切な気持ちです。誰に対しても、どんな小さなことに対しても感謝をする気持ちを忘れないようにしましょう。これは相手に感謝の気持ちを持つと、自分のストレスが改善されるからです。「自分はこんなにたくさんの人に助けられている」という思いが、嫌なことを上回ります。感謝の気持ちは忘れずに行動をすると、さらに周りが助けてくれる好循環になりますので、常に感謝の気持ちをもって取り組むようにしましょう。

 

来年も同じではない

仕事と子育ての両立は体力的にも精神的にも大変です。そのため、自分の寝る時間も削って日々生活をしないといけないこともあります。そうなったときに人は「こんな生活ずっと続けられない」と思ってしまいます。そんな時に「来年も同じではない、来年は良くなっている」と思うようにしましょう。ただ、これは実際にそうであることが多いのです。子供は成長しますし、仕事は慣れてきます。今年よりも来年は楽になっています。もしくじけそうなときは、半年後、来月は同じではないと思うようにして前向きに生きましょう。

 

働きながらの子育ては、我慢大会ではない

子育てと仕事は決して我慢をするものではありません。やはり楽しむことが大切です。苦しい、しんどい、どうしようもないと思っているとどんどん気持ちが落ち込んでしまいます。反対に、楽しい、ワクワクする、ありがたいと思うような気持があれば問題ありません。仕事もそうですが、子育てに関しても楽しめれば勝ちです。楽しくできる人に、我慢できる人が勝てません。決して子育ても仕事も我慢大会だと思わずに楽しくできるようにしましょう。

 

夫婦二人で向き合っていくことが大切

最後に頼りになるのは夫であることを覚えておきましょう。夫婦は同じ家で過ごして一番過ごす時間が長いからです。また、子供も夫婦二人の子供ですので、決して自分ひとりで抱え込まないようにして夫婦二人で解決していくことが大切です。夫の仕事が忙しくてすれ違いの生活だったとしても、休みの日を合わせて出かけるなどをして夫婦の時間を持つようにしましょう。また、どうしても仕事が頑張れないときは、素直に夫に言ってみるのも良いでしょう。夫はきっとあなたを助けてくれるはずです。また、最後には夫に頼れるという思いがあれば、仕事も子育ても最後までやりきることができるでしょう。夫婦二人で支えあいながら、仕事と子育てを上手に行っていきましょう。

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